ぼんやり日記

毎日の記録

奴が出た

◎2020年5月12日(火)

 仕事が休みなので、8時半くらいに起きた。食パンを2枚も食べた。1枚はパンの中央にたまごを落としてマヨネーズで囲って焼いた。佐藤健がCMでやっていたけど、佐藤健の方がマヨをこんがりさせて美味しそうだった。もう1枚はアオハタのいちごジャムを塗った。高カロリーな食べ物は満足感がある。しあわせ。家にいるとつい食べ過ぎてしまう。ごろごろしながらずっとツイッター。昼もいろいろ余計なものを食べてしまった。

 

 夜は母と散歩。いつもと違うルートで、4キロくらい。隣の市をまたいで、大きな川沿いを歩いた。3回くらいUR賃貸住宅に出くわした。マンションみたいなかっこいい建物は、特別養護老人ホームだった。周りに目立った商業施設もないから、URも特養も巨大で存在感がある。都会なら埋もれてしまうだろうけど。

 

 ベッドで横になって柴崎友香の「フルタイムライフ」を読んでいたら、黒光りした虫が腕のそばに来た。「ぎゃああああ」と叫んで部屋を飛び出した。隣の部屋にいた母が来てくれたが、見失ってしまった。とりあえずハエ用の殺虫剤を部屋中にまく。ゴキブリ用はなかった。私が部屋を見張っている間に、母がゴキブリホイホイをドラッグストアで買ってきてくれた。ベッド下に置いて、マットレスの上の充電器を見ると、奴が隠れていた。母が新聞紙と殺虫剤で退治してくれた。27歳にもなって親に頼る。奴はよく見ると成虫ではなく、子どもサイズだった。それでも、気持ち悪い。十数年ぶりに見た。最近実家に戻った私の大量の荷物から現れたのか。自室でご飯食べることがあったからか。なんにしろ母ではなく、私が原因だろう。情けない気持ち。リビングの隣の和室に、布団を敷いて寝た。奴が夢に出てこなくてよかった。